コーヒーの美味しい淹れ方|ハンドドリップ基本ステップを解説

コーヒー入門

「コーヒーをもっとおいしく飲みたい」

その一心で、ハンドドリップを始めて数年が経ちました。温度・豆の量・注ぎ方・蒸らし時間…毎日試行錯誤しながら、少しずつ自分好みの一杯に近づいています。

完璧な答えはまだ出ていません。でもその探求の過程こそが、コーヒーの一番の楽しさだと感じています。

この記事では、POJILAB COFFEEが日々実践しているハンドドリップの基本をご紹介します。これからコーヒーを始めたい方、もっとおいしく淹れたい方の参考になれば嬉しいです。


まず揃えたい道具

ハンドドリップに必要な道具は5つです。最初から高価なものを揃える必要はありません。

  • ドリッパー
  • ペーパーフィルター
  • コーヒーサーバー(またはカップ)
  • ドリップケトル
  • コーヒースケール

各道具の詳しい選び方・おすすめはこちらをご覧ください。

ハンドドリップに必要な道具6選|初心者からステップアップまで


コーヒー豆の選び方と挽き方

初心者には中煎りの豆がおすすめです。苦味と酸味のバランスが取れていて飲みやすく、ハンドドリップとの相性も抜群です。

挽き目は中細挽きを基本にしてください。粗すぎると薄く、細すぎると苦くなります。

豆は飲む直前に挽くのが理想ですが、最初は挽いた状態で販売されている豆でも十分おいしく淹れられます。


お湯の温度と量

お湯の温度は**88〜93℃が一般的ですが、POJILAB COFFEEでは88℃**を基本にしています。温度が低めだと苦味が抑えられ、豆本来のやわらかな甘みが引き出されやすくなると感じています。

温度計がない場合は、沸騰したお湯をドリップケトルに移してから1〜2分待つとだいたい88〜90℃になります。

コーヒーの分量は豆:お湯=1:15を基本にしています。

コーヒー豆お湯出来上がり
10g150ml1杯分
20g300ml2杯分

使用するカップの大きさによって適切な量は変わります。まずはこの分量を基準にして、自分のカップに合わせて調整してみてください。

好みに合わせて比率を変えてみましょう。

好みの味豆:お湯の比率特徴
しっかり・濃いめ1:13飲みごたえがある
基本(おすすめ)1:15バランスが良い
すっきり・軽め1:16ゴクゴク飲める

ステップ別ドリップ手順

STEP 1 器具を温める

ドリッパー・サーバー・カップにお湯をかけて温めておきます。器具を温めることでコーヒーが冷めにくくなり、抽出温度も安定します。

ペーパーフィルターにお湯をかける「リンス」については賛否が分かれますが、POJILAB COFFEEではリンスをしています。紙の匂いが気になる方は試してみてください。

⚠️ 注意:器具を温めたお湯はサーバーやカップに溜まります。捨て忘れてそのままコーヒーを抽出してしまうと薄まってしまうので、必ず捨ててからドリップを始めてください。


STEP 2 豆をセットする

挽いたコーヒー豆をフィルターに入れて、軽く平らにならします。スケールでしっかり重さを計っておくと毎回同じ味に再現しやすくなります。


STEP 3 蒸らす(30秒)

全体が湿る程度に少量のお湯(豆の重さの2倍程度・約30ml)をゆっくり注いで30秒待ちます。この「蒸らし」がおいしさの鍵です。コーヒーがふっくら膨らんでいれば新鮮な豆の証拠です。


STEP 4 お湯を注ぐ

中心から外側へ、円を描くようにゆっくりお湯を注ぎます。一度に全量注がず、3〜4回に分けて注ぐのがコツです。

フィルターの縁にお湯がかからないように注意してください。縁の壁を壊してしまうとお湯が豆を通らずにそのまま落ちてしまい(バイパス)、コーヒーが薄くなる原因になります。中心から外側へ向かう円を描くように、丁寧に注ぐことを意識してください。


STEP 5 完成

お湯を全量注いだら、ドリッパー内のお湯が落ちきる前にドリッパーを外してください。最後まで落としきると雑味が出やすくなるため、少しお湯が残っている状態で外すのが味をクリアに保つコツです。

注ぎ始めから完成まで2分30秒〜3分を目安にしてください。抽出時間が短すぎるとコーヒーの成分が十分に溶け出さず薄くて酸っぱい味になり、長すぎると雑味や苦味が出すぎてしまいます。2分30秒〜3分前後が、おいしい成分だけをバランスよく抽出できる時間の目安です。

スケールにタイマー機能がついていれば、ドリップ開始と同時に計測を始めると管理しやすくなります。毎回同じ時間で淹れることで、味の再現性がぐっと上がります。タイマー付きスケールについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

→【別記事リンク】ハンドドリップに必要な道具6選|初心者からステップアップまで


よくある失敗と対処法

「薄い・水っぽい」 豆の量を増やすか、お湯の量を減らしてみてください。比率を1:13に変えるだけでぐっと濃くなります。

「苦すぎる」 お湯の温度を少し下げるか、抽出時間を短くしてみてください。88℃以下に下げると苦味がやわらぎます。

「酸っぱい」 以下の3つを試してみてください。抽出が足りていないサインです。

  • お湯の温度を少し上げる
  • 蒸らし時間を長くする
  • 挽き目を少し細かくする(グラインダーをお持ちの方)

「温度・時間・粒度」の3つを調整することで、酸味をコントロールできます。

「毎回味が違う」 スケールで豆とお湯の量を毎回正確に計ることが大切です。感覚で淹れると味がブレやすくなります。


まとめ

ハンドドリップは難しそうに見えて、基本を押さえれば誰でもおいしく淹れられます。

  • 豆は中煎り・中細挽き
  • お湯は88℃前後
  • 豆とお湯の比率は1:15
  • 蒸らしは30秒しっかり待つ
  • 注ぎ始めから2分30秒〜3分で完成
  • ドリッパー内のお湯が落ちきる前に外す

まずはこの6つを意識して一度試してみてください。失敗してもそれも実験のうち。少しずつ自分好みの一杯を見つけていきましょう。

道具の詳しい選び方はこちら→【別記事リンク】ハンドドリップに必要な道具6選|初心者からステップアップまで


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